// 言葉 – chijou no sora
 

三日月

三日月が夜中はみれないことを知った
こんなに生きているのに
わたしの目は まだ何も見ていない
 

自己中

優しいと言われることがある
優しくなりたいと思っている

でも 優しいわけじゃない
誰かのために 心を割いて
返ってくる 暖かさが
自分じゃ肯定できない自分を 肯定してくれる

優しい人が 一番の自己中だと思う
唯一愛される自己中だと思う
そんなものに いつかなりたい
 

ありがとう

人は ありがとうを言うために
生きているのかもしれない
人は ありがとうを言ってもらえるように
生きているのかもしれない